最近、Cyanotype(サイアノタイプ)という写真の印画技法でいろいろ遊んでいます。
モノクロのネガフィルムなどからプリントを作る方法の一つで、1842年に編み出された技法なので、写真の印画方法としては「古典技法」と呼ばれるものだそうです。
これが、感光剤をぬる素材として紙に限定されるものではなく、布や木などにもプリントできるものなんだそうです。
布にも写真をプリントできるということは、ひょっとしたら帆布で作るバッグだったり文具だったり、そんな具合のクラフトにも写真を活かせたりするんじゃないか?
というアイディアが浮かんで、今いろいろと悪巧みをしています。
機種変をしましたので、ケースを作りました。
iPhoneケースと言っても、札入れだったりカード入れだったりも兼ねていて、実質財布として使うように設計します。
試作品と言うことも有り、ちょっと幅が足りなかったので、真ん中あたりでカットしてクロスステッチで縫い合わせてます。
かなりの大きさ、厚さになり、パッと見なんだか本か手帳のようになりましたので、いっそのことガチで本っぽい何かにする事にしました。
ちょうど幅調整で縫い合わせた革が背表紙みたいになったので、レーザー加工機で文字を焼いてみたら、意外なほど良い具合に。
閉じたら、ますます本っぽくなりました。
とりあえず、この状態でしばらく使ってみます。
アメブロ記事より
作ってみました。
カメラを持って出歩くにはちょうどいい季節にもなって来たんですが、残念なことにカメラに取り付けるストラップが1本しかなかったんです。
Canon EOS Kiss X3に付いてた CANON純正のストラップで、こいつはEOS Kiss X3に常に取り付けた状態。
他のカメラを持ち歩くときはというと、ほぼ手に直接持った状態か、カバンの中に入れた状態。
これはもう不便でしょうがないという事もあって、なんとかしようと思っておりました。」
で、何とかしてみましたのがこちらのストラップ。
以前織った綿の布をベルト部に使い、革と組み合わせて作ってます。
この「取り付け部」は厚さ1.2mm程度の革ベルトを作って、バックルで多少の長さ調節ができるようにしてあります。
フィルムカメラのEOS7など、キャノンのカメラに取り付けるときは、カメラ本体のストラップ用の穴に直接通せる寸法です。
今回ベルト部に使った布は、以前織った木綿のストライプ。トリコロールの配色にしたものです。
ストラップと一緒に、フィルム入れや小さめのポーチなんかも作れるかも。
柔らかめに織った布なので、革製のキヤノンストラップと比較すると肌触りはかなり良いです。
手前味噌ですが、これはイイ物を作れたと思います。
懲りずに色々撮っています。
使うのはもっぱらフィルムカメラですが、たまーにデジタル一眼(EOS Kiss X3)も引っ張り出してます。
EOS Kiss X3は、このところ主に露出の確認用に使うことが多かったんですが、せっかくなので色々撮ってみました。
やっぱり現像がいらない、撮影した画像をすぐに確認できる、ファインダー内で露出のアンダー・オーバーが確認できるというのはすごい技術だなと感じます。
撮りまくりました。
先日の4連休、長崎市内と唐津市内でフォトウォークをやってみました。
もちろんマスク着用、ソーシャルディスタンスを保った状態で、密にならないように。
そのために、
・人があまり集まらない場所で
・被写体からも距離をとって
・出来るだけその場にとどまる時間を短く保って
という条件をクリアしながら写真をとる練習をしてみました。
高架の上からとか
橋の上とか
望遠ズームのレンズを使ってみたり
一番の望遠を使ってみたりで、色々撮れました。
長崎市内だと、フィルムを現像に出してその日に仕上がるお店、というのがだいぶ減っています。
幸いなことに、長崎駅前のアミュプラザにある「パレットプラザ」さんだと、カラーネガ35mmフィルムであれば45分程度で仕上げてくれます。
モノクロのネガ35mmでもだいたい1週間くらいでお願いできて、現像代も1本税込715円と結構お手頃。
何より、現像で郵送代使って出して戻ってくるのが数週間後、というようなタイムラグがないのがありがたい限りです。
「写真撮ってその日のうちにスキャナで読み取れてデータ化できてSNS投稿できるとか、まるでデジカメかスマホじゃないか」
と的外れな感想を抱くほど、僕にとってこのスピード感は画期的でした。
パレットプラザさんには、今後もお世話になることになりそうです。
最近、カメラの修理と写真を撮るのにハマっています。
こちらは我が家のオリンパス3兄弟。
一番多くのPEN EEは、最初フィルムの巻き上げがうまくいかず、シャッターが切れませんでした。
真ん中のPEN Fは、フィルム巻き上げはできるもののシャッターが切れず。
手前のOM10は、フィルム巻き上げもできず、シャッターも切れない状態でした。
EEとFはヤフオクで購入したものですが、OM10だけは祖父が使っていたものを受け継いだものです。
ただ、一番症状が厄介で、修理に時間がかかった子でもありました。
はい、修理に時間が「かかった」子です。
今日、無事に正常な動作を確認するに至りました。
修理完了、35年ぶりくらいに現役復帰です。
PEN-Fはシャッター駆動部分に注油して何度か動かしていたら、無事に全速でシャッターも切れるように。
PEN EEも、一部のパーツが錆び付いていたために動きが悪くなっていたので、こちらも注油と清掃で回復しました。
OM10は、シャッターボタンを押すと動かすパーツで、一部バネが外れて、変な状態でパーツ同士が噛み合ってしまっていたために色々な部品が動かなくなっていました。
何とか「これで正しいであろう」という動きができるように組み立て直して、あとは電池を入れてシャッター切れればOKなはず、というところまでたどり着いたのが昨日。
今日電池を購入して取り付け、バッテリーチェックをしてみたら、無事にインジケータの点灯とブザー音を確認できました。
そしてシャッターも巻き上げもOK。シャッタースピードもきっちり変わりますので、露出計も正常に動いてるようです。
これで我が家で修理待ちだったカメラ達は、全て現役復帰となりました。
いやぁ、時間かかったなぁ…。
以前、Mamiya Universal Pressで撮影したこちらの写真。
室内で撮影したこともあってか、だいぶ露出アンダーになっています。
こちらを、PhotoScape Xというフリーソフトを使って補正してみました。
このときに「ガンマ補正」なる機能を使ってみたんですが、なかなか良いですこの機能。というかこのソフト。
補正した写真がこちらですが、過度な白飛びを抑えて全体を明るくしてみました。
明るさを増すだけだと、今度は白っぽい写真になるので「ブラック」のパラメータを使って黒みを増します。
ガラスの質感やテーブルの天板など、だいぶ目で見たものに近づけられたかな、と思う仕上がりです。
今は写真データの補正や細かい修正などには、Luminarを使っていますが、このPhotoScapeでも十二分に行けるかも。
というよりも、現在Luminarは全然使いこなせていないので、当面PhotoScapeを使って補正して見ても良いかもしれません。
久々にレザークラフトの記事を書く気がします。
最近手に入れた、Beier社のBeirax君用に、レザーケースを作りました。
何しろ細長いのと、レリーズケーブル必須な子なのでレリーズケーブルも一緒に突っ込めるような容量にしてあります。
今回のチャームポイントは、何と言ってもこのとじ金具。
Amazonで見かけたアンティーク調の良い具合を以前購入していたんですが、ようやく日の目を見ることができました。
ちょっとばかり開け閉めしづらいですが、このカメラ自体が「不便を楽しむ」みたいなものでもありますので、そこも含めて楽しんでみます。
Beier社のBeirax、無事2本目のフィルムも撮り終えました。
最近かなり出番が増えた蛇腹カメラのBeiraxとWester。
特にBeiraxはフィルム交換の時のギミックがなかなか面白いです。
撮り終えたフィルムは、このように裏蓋を開けて左側にまとまっていますが、このままだとどうにも取り出せません。そこで、
こんな風にぴょこっとフィルムホルダーそのものが持ち上がるようになっています。
このギミックは、我が家の他のカメラではないモノでしたので、ちょっと
「おぉ、こんな事にw」
と一人で盛り上がってしまいました。
最近のお写ん歩のお供は、もっぱら6×9が撮れるBeiraxか、6×4.5の西田光学Westerのいずれかと、加えてOlympus PEN EEが多いです。
先日、PENに新しいフィルムを入れて
「よし、今日はこのフィルム全部撮りきるまで帰らない」
と意気込んで歩き始めたは良いものの、撮っても撮っても終わらず、結局72枚全部撮り切るまで数時間歩き続ける羽目になりました。
Beiraxは本当にすぐ撮り終えるんですけどね…
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